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自動運転の間、運転手はハンドルから手を離し、バスは専用道路を走行する=2025年2月4日午前11時4分、茨城県日立市、張守男撮影
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 運転手を必要としない「レベル4」での営業運行が始まった茨城県日立市のバス高速輸送システム「ひたちBRT」。どんな乗り心地で、どんな人が乗っているのだろう。営業運行が始まった翌日の2月4日、記者も乗ってみた。

 県北東部に位置し太平洋に臨む日立市は、日立製作所の創業の地として知られる。全体で8.7キロある路線は南北に延びていて、日立電鉄線の跡地を利用したバス専用道路(6.1キロ)では自動運転になる。

 午前10時40分、道の駅「日立おさかなセンター」から乗り込んで北上し、往復することにした。通常と同じように整理券を受け取る。乗り方や決済方法は同じだ。

 一方、自動運転バスでの立ち乗りは禁止されており、必ず着席しなければならない。27席ある座席に空きがなければ、次のバスを待たなくてはいけない。

待っていなくてもバス停すべて停車

 出発直後は運転手による手動…

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