キーウを訪問中のブリンケン米国務長官は14日夜、キーウ工科大で教職員や学生に向けて講演した。安全保障をめぐる二国間協定について「我々の10年間の協定のもとで、米国は防衛や安全保障を支援する」と語り、両国間の合意に近づいていることを示唆した。
- 侵攻前1万7千人の街、いまは200人に ウクライナ北東部
ロシアの全面侵攻を受けるウクライナは、北大西洋条約機構(NATO)に加盟するまでの間、各国との二国間協定を通じて自国の安全保障を強化したい意向を示してきた。すでに英国やドイツ、フランスなど計9カ国と協定を締結。ゼレンスキー大統領が今月1日、米国とも交渉していることを明らかにしていた。
ブリンケン氏は講演で「ロシ…