日本のプロ野球と米大リーグで、28年間にわたって活躍したイチロー氏が、日米で野球殿堂入りの候補となっています。
高校時代は愛工大名電(愛知)の投手兼主力打者として活躍し、2年夏の選手権大会と3年春の選抜大会に出場しました。
1991年秋のドラフト会議でオリックスから4位指名を受けて92年に入団し、94年に年間最多(当時)の210安打を記録しました。阪神・淡路大震災で被災した95年にリーグ優勝、96年には日本一となり、チームを牽引(けんいん)しました。2000年オフにポスティングシステムで大リーグのマリナーズへ移籍し、活躍の場をアメリカに移しました。
イチロー氏は21日(日本時間22日)に発表される米野球殿堂入りの候補者にもなっており、選出が確実視されています。米国での殿堂入りが決まれば、アジア人では初の快挙となります。
1990年代から大リーグ入りを決め渡米する2001年までの、日本球界での活躍を写真で振り返ります。