Google Pixel Watch は何ができる?どんな人向け?1週間使ってわかったこと【今日のライフハックツール】 | ライフハッカー・ジャパン

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Google がつくった初めてのスマートウォッチとして発売された Google Pixel Watch は、Fitbit から受け継いだヘルスケア機能と Google の各サービスとの連携性の高さが特徴です。

今回は、「仕事」と「ヘルスケア」の2つの視点から使い勝手をチェックしました。

丸みのある上品なフォルム。文字盤のカスタマイズ度も高い

本体は円形で丸みを帯びた上品なフォルム。文字盤にアナログ表示などのシンプルなものを選ぶことで、スーツなどにも違和感なく合わせられます。

右側にリューズ(ゼンマイを回転させて操作するボタン)とプッシュボタンを備えています。

リューズはアプリ一覧の表示や電源のオン/オフ、緊急SOSの発信などに、ボタンは最近使ったアプリの表示や Google アシスタントの起動に使います。

使ってみてまず便利だと感じたのが「タイル」とよばれる表示方法。

画面を左右にスワイプすることで、天気や歩数、エクササイズの開始など、使用頻度の高い機能をすばやく呼び出すことができます

Screenshot: 酒井麻里子 via Google Pixel Watch

タイルに登録する機能や表示順は、Google Pixel Watch のスマホアプリから編集が可能。

数が多すぎると切り替えが少々手間になるので、自分がよく使うアプリだけを厳選して登録しておくのがよさそうです。

文字盤は、現在の歩数や心拍数といった情報を表示できるものや、シンプルなアナログ表示、自分で撮影した写真を背景にできるものなど多岐にわたります。

Screenshot: 酒井麻里子 via Google Pixel Watch

写真は Google フォトに保存されているものから最大30枚まで選択が可能。

タップするたびに写真が切り替わるので、お気に入り写真を登録しておけば、いつでも眺めることができます。

ビジネスから日常まで、幅広くサポートしてくれる機能が満載

通知画面には、スマホアプリからの通知や新着メールなどが表示されます。

Gmail の通知をタップするとメール全文を読むことができ、そのまま返信も可能。

Screenshot: 酒井麻里子 via Google Pixel Watch

文字入力には、音声入力のほかキーボードを使うこともできます。

スマホのフリック入力をコンパクトにしたような感じなので、短い返信なら慣れれば問題なく打つことができそうです。

Screenshot: 酒井麻里子 via Google Pixel Watch

Gmail との連携で予定把握が一気に加速!

Google サービスとの連携で特に快適に感じたのは、Gmail の「予定リスト」です。

次の予定だけがタイルで大きく表示され、「予定リスト」をタップすることで、その後のすべての予定を見ることができます。

スマートウォッチで予定を確認する状況では、「この後すぐやるべきこと」をまず知りたい場合が多いので、この設計はとても理にかなっていると思いました。

待望のSuica対応! 身近な決済がラクに

さらに、Suicaを登録して使うことも可能

スマホの Google Pixel Watch アプリ内の Google Pay から新しいSuicaを発行でき、チャージは Google Pay に登録したクレジットカードから行ないます。

ただし、現状ではクレジットカードからのオートチャージには未対応。また、Suica定期券やSuicaグリーン券にも対応していません。

スマホからモバイルSuicaを使う場合に比べるとやや制約がありますが、日常のちょっとした移動や買い物に使う程度であれば、残高を小まめにチェックすることを習慣にすることで、問題なく使えそうです。

音楽アプリはオフライン再生も◎

音楽アプリは、YouTube Music、Spotify、AWAなどが対応

YouTube Music Premium に登録したり、あるいはSpotifyの場合は、本体に曲をダウンロードすることでオフライン再生も可能です。

Fitbit の力を発揮した健康管理もお手の物

Fitbit のヘルスケア機能が取り込まれていることも Google Pixel Watch の大きな特徴。

ウォーキングやランニング、サイクリングなどは自動記録されるので、何も考えずに Google Pixel Watch を装着して運動するだけでOK。

スマホの Fitbit アプリからは、運動時間や距離に加えて、心拍数や消費カロリー、脂肪燃焼時間といったデータも見ることができます。

Screenshot: 酒井麻里子 via Fitbit

さらに、Fitbit の有料プラン「Premium」では、自動記録した睡眠の詳細な分析も可能

睡眠時間や眠りの深さの段階を示すグラフのほか、その日の睡眠全体を評価した「睡眠スコア」も算出され、自分の眠りの状況を正確に把握するのに役立ちます。

Screenshot: 酒井麻里子 via Fitbit

スマートウォッチやスマートバンドを選ぶ時は、「運動や健康管理のために使うのか、仕事で使う機能を重視するのか」が重要な軸の1つになります。

Fitbit の充実したヘルスケア機能が利用でき、かつメールやスケジュール、Suicaといった仕事に欠かせない機能もしっかり備えた Google Pixel Watch は、両者の「いいとこ取り」をした端末という印象。

仕事にも健康管理にもオールマティに使えるスマートウォッチを求めているAndroidユーザーには、ちょうどいいのではないでしょうか?

価格は3万9800円から、Google ストアや家電量販店のほか、Amazonなどのオンライン通販、キャリアショップ(ソフトバンクau)でも購入可能です。

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Source: Google, Google Play, Fitbit, Amazon.co.jp, ソフトバンク, au / 商品貸出: ソフトバンク

Google Pixel Watch、Google、Gmail およびその他のマークは、Google LLC の商標です。

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