Apple Watchに「睡眠記録機能」が登場! 1カ月半使ってわかった良い点・悪い点 | ライフハッカー・ジャパン

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watchOS9とiOS16で追加された新機能「睡眠ステージ」。標準のヘルスケアアプリだけで眠りの深さが記録できる機能です。

9月のOSアップデートから約1カ月半使い、メリットとデメリット、サードパーティ製の睡眠記録アプリ「AutoSleep」との違いなどをチェックしました。

まずは「睡眠スケジュール」の設定が必要

筆者はこれまで、サードパーティ製の睡眠記録アプリ「Auto Sleep」を使っていましたが、今回のアップデートでiPhoneとApple Watchの標準機能だけでも睡眠の深さを記録できるようになりました。

従来のヘルスケアアプリの「睡眠」を開くと、眠りの深さが「睡眠ステージ」として4段階で表示されています。自分の睡眠レベルを簡単に確認できます。

Screenshot: 酒井麻里子 via ヘルスケア

注意が必要なのは、後述するサードパーティ製アプリを併用していない場合、記録が行なわれるのは「睡眠集中モード」が有効な間だけということ。もし、「OSをアップデートしたのに睡眠ステージが記録されていない」という場合は、以下の設定を行なう必要があります。

ステップ1

まず、iPhoneのヘルスケアアプリの「睡眠」内にある「通常スケジュール」から就寝時刻と起床時刻を設定したうえで、「“睡眠”集中モードにスケジュールを使用」をオンにします。

Screenshot: 酒井麻里子 via ヘルスケア

ステップ2

さらに、Watchアプリの「睡眠」で、「Apple Watch で睡眠時間を記録」がオンになっていることも確認しておきましょう。

Screenshot: 酒井麻里子 via Watch

設定した就寝時間になると睡眠集中モードに切り替わり、Apple Watchの画面が暗くなります。この状態でApple Watchを装着して眠ることで、睡眠ステージを記録できます。

Photo: 酒井麻里子

眠りの深さやステージごとの割合を確認できる

睡眠ステージの記録は、iPhoneおよびApple Watchから確認が可能。Apple Watchの「睡眠」では、前日のグラフに加えて、前日の睡眠時間や前の週と比較した平均睡眠時間を見れます。朝起きてすぐに、どのくらい眠れたのかを確認したいときに便利です。

Photo: 酒井麻里子

より詳しい情報はiPhoneのヘルスケアアプリの「睡眠」で確認します。眠りの深さは「覚醒」「レム」「コア」「深い」の4段階で表示され、それぞれの段階の時間の長さや、睡眠全体に対する割合も表示されます。

Screenshot: 酒井麻里子 via ヘルスケア

難点は、「睡眠スケジュール」を使うだけでは、日中の仮眠などは記録できないこと。計画的な仮眠であれば、手動で睡眠集中モードをオンに切り替えることで記録は可能ですが、「うっかり寝落ちした」という場合は記録できません。

きちんと睡眠が取れているかを知るうえでは、日中の居眠りもすべて記録したいところ。これらを自動記録できないのは、やはり少々不便です。

Auto Sleepなどを併用すれば日中の記録も可能

ただし、「Auto Sleep」や「Pillow」などの睡眠の自動記録に対応したサードパーティ製アプリを使っている場合、そのデータを取り込む形で日中の睡眠ステージもヘルスケアアプリ内に記録されます。

Screenshot: 酒井麻里子 via ヘルスケア

さらに、Auto Sleepの場合、従来のアプリ表示と、ヘルスケアアプリの「睡眠ステージ」に準じた表示を切り替えられる機能も追加されました。両者では睡眠の深さの呼び方に違いがありますが、自分がわかりやすい表示を選択できます。

Screenshot: 酒井麻里子 via Auto Sleep

なお、表示を睡眠ステージに切り替えた場合、毎日の睡眠リングの表示も、「レム」「深い」などのヘルスケアアプリに準じたものに変わります。

Screenshot: 酒井麻里子 via Auto Sleep

個人的には、睡眠ステージの表示のほうが各段階の睡眠の長さを直感的に把握しやすく感じました。

これまで睡眠記録をしていなかったユーザーには恩恵

6月のWWDCで睡眠ステージの機能追加が発表されたとき、これでサードパーティ製の睡眠記録アプリが不要になるのかもしれないと思ったのですが、ヘルスケアアプリがスケジュール時間外の自動記録に対応していない以上、今後も専用の睡眠アプリは使う必要がありそうです。

一方で、これまで睡眠記録系のアプリを使っていなかった人にとっては、標準機能だけで眠りの深さを確認できるようになったことは恩恵となるのではないでしょうか。

就寝・起床時刻が比較的規則的で仮眠をとらない人であれば、睡眠スケジュールの設定だけでも自分の睡眠パターンをおおむね把握できるはずです。これまで、「わざわざ専用のアプリを入れるほどではない」「使うアプリを増やしたくない」といった理由で睡眠記録をしていなかった人は、これを機に活用してみるといいかもしれません。

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