2日早朝の米ニューヨーク外国為替市場で、1ドル=157円台だった対ドル円相場が一時、153円00銭まで急騰した。4月29日に続いて急激に円高に振れる展開に、市場では政府・日本銀行による為替介入があったとの見方が広がっている。米国の金融政策を決める米連邦公開市場委員会(FOMC)を終えた直後に市場に、何が起きたのか。みずほ証券の小林俊介氏に話を聞いた。

 ――米国の金融政策を決める米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利の据え置きを決めました。市場の受け止めは?

 「市場参加者からすると『無…

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