2月9日に投開票された前橋市議選。現定数（38）となった2013年以降では最多の50人が立候補した激戦でトップ当選を果たしたのは、新顔の女性だった。4市町村合併後の05年市議選以降では、新顔がトップになるのも、女性がトップになるのも初めて。昨年の初の女性市長誕生に続き、県都の選挙に変化が起きている。
7350票を得たのは、阿久沢萌氏（30）。投票率は過去最低の39・34%と低調で、組織票を持つ候補が有利とされる中で、2位を2千票以上も引き離した。阿久沢氏は「7350人もの方に名前を書いていただいた。その思いに応えたい」と話す。
旧大胡町出身で、前橋女子高…
