浜松市内の屋内スケートリンクが5月、半世紀を超える歴史に幕を降ろす。静岡県内唯一の競技可能なリンクで、五輪選手も巣立ったが、老朽化に加えて近年の光熱費高騰に悩まされ、運営する「浜松スポーツセンター」が、改修にあわせてリンクの営業継続を断念した。
一般向け営業は5月6日まで、クラブチームなどの貸し切り利用は5月末まで。営業終了後は閉鎖・解体される。
存続を求める動きもあるものの、運営側の方針が覆らなければ、身近なスケートの場がなくなり、競技として打ち込む選手らには試練となりそうだ。
「ハマスポ」の愛称で親しま…