1011人が参加した第72回橿原神宮席上揮毫（きごう）書き初め大会（橿原神宮、奈良県書道教育研究会主催、朝日新聞奈良総局など後援）で特別賞に選ばれた36人の表彰式が18日、奈良県橿原市の橿原神宮会館であった。
最優秀賞にあたる文部科学大臣賞に選ばれたのは3人。斑鳩町立斑鳩小6年の安藤希（のぞみ）さんは100枚以上練習して本番に臨んだ。「迫力ある字が好きで中学でも書道を続けたい」。高取町立高取中3年の福西希彩（ねいろ）さんは週4回書道教室に通ったという。「書道を学べる高校に進学してこれからも頑張ります」。小学1年生の時から大会に参加してきた県立桜井高3年の多田泉輝（みずき）さんは「学生最後の大会で一番いい賞を受賞できてうれしい。これからも書道に関わっていきたい」と話した。
特別賞と特選の計206点は19日（午前9時～午後4時）まで橿原神宮拝殿内の回廊で展示されている。
