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送検された宝田真月容疑者=2024年10月20日午前8時28分、青葉警察署、稲葉有紗撮影
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 横浜市青葉区の住宅であった強盗殺人事件で、神奈川県警は20日朝、千葉県印西市木下、自称個人事業主の宝田真月(まづき)容疑者(22)を強盗殺人容疑で横浜地検に送検した。県警によると、「やったことに間違いない」と容疑を認めているという。

 宝田容疑者は首謀者らから匿名性の高い通信アプリで指示を受け、自身の車を運転して現場へ行き、3人で実行したなどと説明しているといい、県警はほかの実行役や指示役の行方を追っている。

 送検容疑は、数人と共謀して今月15日ごろ、横浜市青葉区の住宅に押し入り、住人の無職後藤寛治さん(75)に暴行を加えて殺害し、現金約20万円を奪ったというもの。ほかにネックレスなど数点(30万円相当)も奪われていたという。

 県警などによると、実行役のうち1人は住宅の室内から指紋が検出された住所・職業不詳の藤井柊(しゅう)容疑者(26)=千葉県市川市の事件で監禁容疑で逮捕=とみられる。

 捜査関係者によると、後藤さんは顔や上半身を硬いもので殴られた痕が複数あり、死因は全身打撲による出血死だった。手と足を縛られて口を塞がれた状態で横向きに倒れていたという。(中嶋周平、稲葉有紗)

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