
18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する第97回選抜高校野球大会に出場する柳ケ浦(宇佐市)の野球部員らが5日、地元の宇佐神宮を参拝して必勝を祈願した。20年ぶりの春の甲子園出場を応援しようと「宇佐神宮御鎮座1300年奉祝・勅祭記念事業実行委員会」は「勝守(かちまもり)」65個を授与した。
部員58人と鈴木聡監督らが上宮を参拝し、おはらいを受けた。玉串を捧げた田原光太郎主将(2年)は「大分県、そして宇佐市の代表として1勝でも多く結果を残せるように全員で頑張る」と誓った。
同実行委の和田久継副会長は「(まつられている)八幡大神(おおかみ)は勝利の神様として信仰されている。お守りが大きな力を与えてくれるので、勝利に向かって頑張ってほしい」とエールを送った。
祈願後、選手たちは境内にある100段近くの石段をダッシュで駆け上る練習に励んだ。
7日に組み合わせ抽選会があり、チームは11日に甲子園へ向かう。