拉致問題担当相を兼務する林芳正官房長官は24日、金沢市で開かれた北朝鮮による拉致問題に関する集会に出席し、「拉致問題は歴史上の事件ではなく、現在進行形の問題。全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現するよう全力で取り組む」と語った。
林氏はさらに、今月行われた石破茂首相とトランプ米大統領による日米首脳会談で、拉致問題の即時解決をめざす決意を確認したことを紹介。「トランプ大統領から全面的な支持を得たことは大きな成果だ」としたうえで、「拉致問題の即時解決に向け、我が国の主体的な取り組みに寄与する」との考えを示した。
