プロ野球中日が来季の監督就任を、2軍監督の井上一樹氏(53)に要請したことが3日、分かった。今季を含めて3シーズン、指揮を執った立浪和義監督(55)は9月18日、成績低迷の責任を取って今季限りでの退任を表明していた。

 井上氏は鹿児島商高から1989年のドラフト2位で中日に入団。主に外野手としてプレーし、2009年に現役を退いた。中日の2軍監督、阪神のヘッドコーチなどを務め、今季から中日の2軍監督に就任。若手を育て、最終盤まで優勝争いを続けた。

 井上氏はこの日、要請を受けるかどうかについて「シーズンが終わってから、あまり間延びしない程度でお答えしなければならないと思っている」と話した。

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