写真・図版
和歌山東打線を6回3安打に抑えた智弁和歌山の先発・田中息吹投手=2024年9月8日午前10時1分、田辺、寺沢尚晃撮影

 県下高校野球新人戦(県高野連主催)の決勝が8日、田辺市の田辺スポーツパーク野球場であり、智弁和歌山が和歌山東を13―0で下し優勝した。

 智弁和歌山は序盤から強打が爆発。二回には4者連続の長短打などで5点を挙げ、その後も着実に加点した。

 和歌山東は六回、四球と連続安打で無死満塁の好機を作ったが、後続が倒れた。結局4安打無得点に終わった。

 新人戦の全試合でマスクをかぶり、投手陣をリードした智弁和歌山の山田凜虎捕手(1年)は「投手とつねに対話をするよう心掛けている。今後の試合でも投手の特長を生かせるような配球をしたい」と振り返った。

 両校と、新人戦4強の紀央館、初芝橋本の計4校は、秋季近畿地区高校野球大会の県1次予選が免除され、2次予選に出場する。(寺沢尚晃)

共有