ライトアップされた大イチョウ。観光客らは見上げたり、写真を撮ったりしていた=2024年11月24日午後6時52分、青森県深浦町、江湖良二撮影

 幹回り約22メートルが日本一とされる、青森県深浦町の「北金ケ沢の大銀杏(いちょう)」の紅葉が見ごろを迎えている。夜間にはライトアップされ、夕暮れの空に黄金色が輝く。「ビッグイエロー」の名で親しまれ、大勢の観光客が訪れている。

 ライトアップは今年で13回目。町観光課によると「今年は11月以降、気温の高い日が続き、紅葉はスローペース」という。見ごろを迎え、ライトアップ期間の延長も検討するという。

 高さは約31メートルある。秋田県八峰町から家族6人で訪れた福司桐合君(5)は「すごく大きかった。黄色がきれい」と話していた。

 ライトアップは現時点では12月1日までの予定で、午後4時半~8時半。入場無料。問い合わせは町観光課(0173・74・4412)へ。(江湖良二)

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