今年度の公立学校教員採用試験を昨年度より前倒し実施した機関の85%で、受験者数(10月時点)が昨年度より減ったことが分かった。
教員のなり手確保策として文部科学省が求めた日程前倒しだったが、受験者減に歯止めはかかっていないようだ。
朝日新聞が10月、採用試験をする47都道府県・20政令指定都市の教育委員会と、大阪府豊能地区教職員人事協議会の計68機関に取材。
今年度の1次試験の前倒しの有無や、今年度と昨年度の受験者数(昨年度は追加募集も含む)などを聞いた。大学3年生向け試験をする機関もあるが、採用年度が異なるため人数に含んでいない。
1次試験の時期は、64機関が6~7月、4機関が5月だった。
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昨年度より前倒ししていたの…