立憲民主党の笠浩史国対委員長との会談に臨むため、国会内を移動する自民党の坂本哲志国対委員長(中央)=2025年2月19日午前9時28分、岩下毅撮影 今国会で審議中の2025年度当初予算案の衆院採決は3月にずれ込む見通しとなった。自民党の坂本哲志国会対策委員長は25日、3月3日以降になるとの認識を示した。政府・与党は当初、参院で議決しなくても自然成立する期日の3月2日までの衆院通過をめざしていたが、予算案の修正協議や参考人招致をめぐる協議で日程がずれ込んだ。一方、参院では与党が過半数を占めており、3月末までの予算成立は確実視されている。 自民、公明両党の幹事長と国…