北陸電力は26日、元日の能登半島地震の揺れを解析した結果、志賀原発1、2号機(石川県)の旧原子力安全・保安院時代の想定をわずかに上回ったと明らかにした。耐震の健全性は確保されていたという。
原発は施設や設備ごとに揺れやすい周期があり、周期ごとに最大の揺れの勢いを示す加速度(ガル)を想定し、その揺れに耐えられるよう対策をしている。
今年1月の原子力規制委員会の定例会では、暫定的な結果として、一部の周期帯で想定を上回ったが、原子炉建屋などの重要施設の周期帯は含まれていないと報告されていた。
今回、北陸電が解析したとこ…