ゲストとして登場した後藤真希さん(中央)=2025年2月9日、小松隆次郎撮影

 AKB48は6~9日、音楽イベント「AKB48 20th Year『なんてったってAKB48』歌謡祭 in 品川ステラボール」を4日間連続で東京都内で開いた。初のカバーアルバム「なんてったってAKB48」の発売を記念したコンサートで、昭和・平成・令和の各時代を彩ったアイドルソングを披露した。

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 コンサートの前半は、フリーアナウンサーの宮本隆治さんと、黒柳徹子さんに扮したメンバーの坂川陽香さんが司会として曲を紹介する「歌謡ショー形式」で進行。メンバーは「年下の男の子」(キャンディーズ)や「淋しい熱帯魚」(Wink)、「君の名は希望」(乃木坂46)などアルバムに収録された全14曲を歌い上げた。

 後半は計6回の公演ごとにセットリストを変えて歌い、会場を盛り上げた。

 スペシャルゲストも登場した。「ピンク・レディー」の未唯mieさんが6日、元「おニャン子クラブ」の渡辺美奈代さんが8日にそれぞれステージに上がった。

 千秋楽となった9日の夜公演には、元「モーニング娘。」の後藤真希さんが、1999年のヒット曲「LOVEマシーン」をメンバー44人とともにパフォーマンス。会場のファンをわかせた。

 後藤さんはステージで「待っている間にステージ袖から(AKB48の)皆さんを見ていたら、懐かしさが……。歌っているメンバーを盛り上げる感じ、めちゃくちゃ懐かしかったです!」と笑顔を見せた。

 「モーニング娘。」のファンだったという村山彩希さんは「ニヤニヤが止まらなかった。夢のような共演をありがとうございます!」。八木愛月さんは「オーラがすごくて、今までで一番盛り上がったんじゃないかなっていう素敵なステージでした」と笑顔をみせた。

 公演中には、サプライズ発表もあった。AKB48を6月に卒業する村山さんの「卒業コンサート」が、5月6日に開かれることが明かされた。村山さんは「自分の集大成になるコンサートにできたらなと思っています」と語った。

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