山火事の現場では、ヘリコプターによる消火活動が続いた=2024年5月6日午後2時30分、山形県南陽市、高橋昌宏撮影

 山形県南陽市の秋葉山(標高561メートル)で4日に発生した火事は、発生から9日目の12日午後6時、鎮火した。市が同日発表した。

 ヘリによる上空からの散水や地上からの放水など消火活動を続け、一時は現場近くの148世帯410人に避難指示が出されたが、7日夕に鎮圧を確認していた。

 この火事で山林約137ヘクタールが焼け、70代男性が足にやけどを負ったほか、山小屋とトイレ計3棟が焼けた。県警が出火原因の特定に向けて調べている。(大谷秀幸、安斎耕一)

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