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憲法裁判所での弾劾審判に出廷し、弁護士らと話をする韓国の尹錫悦大統領=2025年1月23日、ソウル、東亜日報提供

 韓国の検察は25日、内乱容疑などで逮捕された尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の拘束期間の延長をソウル中央地裁に再び申請した。聯合ニュースが報じた。同地裁は24日、検察が23日に申請していた2月6日までの拘束期間延長を認めない決定をしていた。

 再申請も認められなかった場合、検察は現在の拘束期間が終わる前に起訴に踏み切る可能性がある。聯合ニュースによると、検察は逮捕状に伴って拘束できる期間は今月27日までとみているという。

 一方、再申請が認められれば、検察は尹氏への取り調べに乗り出すとみられる。

 同地裁は、高位公職者犯罪捜査庁(公捜庁)がすでに捜査をして送致した事件について、検察が捜査を続ける理由はないなどとして、延長申請を退けていた。

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