長野県生坂村の国道19号で27日午後3時45分ごろ、軽乗用車と乗用車が正面衝突した。軽乗用車に乗っていた0歳男児が約7時間後に死亡し、4人が重傷を負った。
安曇野署によると、軽乗用車には同県大町市八坂の家族4人が乗っており、後部座席にいた0歳の男児が頭を強く打ち死亡した。運転していた父(24)が肋骨(ろっこつ)骨折、後部座席に乗っていた母(23)が顔面を負傷、姉(2)が右足の骨を折るけがで、いずれも重傷。
乗用車を運転していた無職の男性(74)=岐阜県可児市=も肋骨を折る重傷を負った。
現場付近は緩やかなカーブが続く場所だった。同署はどちらかが車線をはみ出したとみて調べている。