
2月17日から所得税などの確定申告が始まるのを前に、川崎市内に活動拠点を置く女子プロレスラーの井上京子さん(55)が24日、川崎南税務署の一日税務署長を務めた。トレードマークのフェースペイント姿で、消費税の完納やキャッシュレス納付の推進を呼びかけた。
JR川崎駅前のイベント会場で生田目静署長から委嘱状とたすきを受け取った井上さんは「私自身、飲食店を経営している身として、税金、特に消費税を期限内に納めることの重要性を実感している」とあいさつした。
井上さんが設立した「ワールド女子プロレス・ディアナ」所属のレスラー3人は、スマートフォンを使った電子申告「e―Tax」を体験。梅咲遥さん(23)は「なじみのあるスマホで、難しいことがポンポン簡単にできる。めちゃめちゃ便利」。ななみさん(18)は「まだ高校生で、大切な書類を一人じゃつくれないと思っていたけど、簡単にスイスイできました」と話していた。