ダイズ属とみられる種子を表面に埋め込み、装飾にしていたと考えられる縄文土器が見つかった。小林謙一・中央大学教授(考古学)をリーダーとする研究グループが明らかにした。

 種子の痕跡が確認されたのは、東京都府中市の清水が丘遺跡で出土した縄文時代中期の「勝坂式」と呼ばれる土器型式の深鉢。表面に残る7カ所…

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