写真・図版
ロッキーズ戦の八回表、安打を放つドジャースの大谷翔平=小林一茂撮影

 大リーグ・ドジャースの大谷翔平が9月30日(日本時間10月1日)、日本選手初の打撃2冠に輝いた。同日、ナショナル・リーグの日程が全て終了し、54本塁打、130打点でタイトルが確定した。

 本塁打王はアメリカン・リーグのエンゼルスに在籍した昨季に続き2度目。ア、ナの両リーグでの本塁打王は史上4人目の快挙だ。日本選手の打点王獲得は初めて。打率3割1分はリーグ首位打者に4厘差の2位で、三冠王にはなれなかったが、過去にない足跡を残した。

 昨年秋に右ひじを手術し、新天地ドジャースで迎えた今季は投手としての出場を回避。メジャー7季目で自己最多の159試合に出場したが、すべて指名打者だった。

 3月20日に韓国で開幕を迎…

共有