67歳の選択定年制度の導入を決めた大和ハウス工業の芳井敬一社長=2024年12月13日午前10時7分、大阪市北区、森下友貴撮影

 住宅メーカー大手の大和ハウス工業(大阪市)は、社員が希望すれば定年を現行の65歳から67歳に延ばせる制度を来年4月に導入する。労働力不足が深刻化しており、シニア人材の経験や技術を事業や若手の育成に生かすとしている。

 13日発表した。全国転勤がある正社員が対象で、65歳を迎える年度の初めに選べるようにする。給与は60歳までの水準を維持する現行制度から変わらないという。

 同社は2015年、定年後に…

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