柔道日本女子の次期監督として、2004年アテネ五輪女子78キロ超級金メダルで東海大女子監督の塚田真希さん(42)の就任が濃厚となっていることが10日、複数の関係者の話で分かった。10月の全日本柔道連盟理事会で正式に決まれば、日本代表で史上初の女性監督が誕生する。日本男子の鈴木桂治監督(44)は続投の方向。
柔道女子日本代表では13年に当時の監督らによる暴力指導問題が発覚以降、女性リーダーの登用が長く求められてきた。パリ五輪で女子は過去最低のメダル2個に終わり、4年後のロサンゼルス五輪では巻き返しが期待される。
茨城県出身の塚田さんは豪快な大外刈りを軸に08年北京五輪で銀メダル。(共同)