記者団の取材に答える国民民主党の玉木雄一郎代表=2025年3月10日午後2時45分、国会内、松井望美撮影

国民民主党・玉木雄一郎代表(発言録)

 (政府・与党が提出するかどうか検討している年金制度改革関連法案について)基礎年金の底上げという大きな方向性には賛成。ただ、どういう内容の法案を出してくるか、よく見定める必要がある。

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 選挙に不利だから法案の提出を見送るとか、そんな腰の定まらないことはやめてもらいたい。昨日、石破(茂)総裁が自民党大会に出たが、「勇気と真心をもって真実を語る」ことが必要なんでしょう? だったら選挙に不利でも、「これが将来にとって必要だ」(と説明するべきだ)。

 これから就職氷河期世代をはじめ、厚生年金保険料を納めることができなかった人が激増していく。基礎年金の最低保障機能は極めて大事なのに、これを先送ってどうするのか。

 石破首相の言う「勇気と真心をもって真実を語る」どころか、真実を隠そうとしているのではないか。ちゃんと法案を出してください。選挙に有利だからやる、選挙に不利だからやめるみたいなことを言っていたら、国の屋台骨が折れてしまう。(国会内で記者団に)

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