台風10号の影響で強風にあおられながら横断歩道を渡る人たち=2024年8月28日午後3時45分、鹿児島市、日吉健吾撮影 台風10号は2日間で50ヘクトパスカル近く気圧が下がり、急速に発達した。その要因について気象学の専門家は、海の深くまでに及ぶ海水温の高さと偏西風の不在をあげ「まるで熱帯の台風。温暖化が進めば数十年後には頻発するタイプかもしれない」と説明する。 京都大学防災研究所の伊藤耕…