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がんばれ、受験生!

 18、19日は大学入学共通テスト。各界で活躍するみなさんに自身の体験などを語ってもらう企画「受験する君へ」にご登場いただいた方々に、入試当日や受験勉強の際の「勝負飯」や「勝負曲」について聞きました。

 医学部を受験し続け、「6浪」したフリーアナウンサーの原千晶さん(36)の勝負飯は「トンカツ」。自宅から予備校に通っているとき、試験前に母親が作ってくれたという。もう一つは、チョコレート菓子の「キットカット」で、大量に食べていたという。

 「どちらも本当にベタベタな願掛け」と原さん。ただ、「(医学部)受かってないですからね」とも付け加え、自虐気味に笑った。

キャラメルクリームにグミ 甘いものも

 アイドルグループ「Mirror,Mirror」のメンバーで、東京大出身の雲丹うにさん(27)の勝負飯はスターバックスの「キャラメルクリーム」のホットだ。

 キャラメル風味のミルクの上に、ホイップクリームとキャラメルソースがのった飲み物で甘みが強く、「甘党の私には脳が潤うように感じられて心地よかった」。受験直前の寒い時期に飲んでやる気を出していたという。

 パリ五輪に出場した水泳選手で、早稲田大学4年生の松本信歩さん(22)は「グミ」。甘い物好きで、受験勉強の息抜きに食べていた。

 「おなかにたまりにくく、糖分補給にもなる。受験会場でも食べました」。一方、食事はバランスの取れたメニューを心がけていたという。

 歌手の相川七瀬さん(49)は、定期テストなど子どもたちにとって「勝負の日」には、カツ丼と、セリと鶏肉のスープを作ることが多いという。「『競り勝つ』『飛び立つ』という意味があって、縁起がいいそうです。長男に作ってあげたら下の子からもお願いされるようになって、今は我が家の定番です」

 自身の勝負飯は少し違う。「やっぱり、肉ですね。コンサート前はステーキとか食べます。『やるぞ!』っていう気持ちになれるので」

■高校生の勝負飯、語呂合わせ…

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