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レバノン首都ベイルートの国際空港近くで2024年10月3日、爆発があり、黒煙が上がった=ロイター

 レバノンに侵攻したイスラエル軍は3日も攻撃を続け、被害は医療従事者にも拡大している。同軍はレバノン南部の都市や地域の住民に避難するよう勧告し、イスラム教シーア派組織ヒズボラを標的とした地上作戦を拡大する可能性を示唆した。

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 AP通信によれば、イスラエル軍は3日、レバノン全土の武器庫などヒズボラの標的200カ所を攻撃したと発表。少なくとも15人のヒズボラ戦闘員を殺害したという。

 首都ベイルートでも空爆が続いた。英BBCはベイルートの国際空港近くで3日深夜、大きな爆発があったと伝えた。空港近くにはヒズボラの拠点がある。

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