表彰を受けた向段泰一郎さん(右)と長崎県高校野球連盟の大川周一会長=2025年1月31日午後4時32分、長崎県諫早市の創成館高校、天野光一撮影

 昨夏、甲子園出場を果たした創成館の主将だった向段泰一郎さん(3年)が日本学生野球協会の優秀選手に選ばれた。1月31日に同校であった表彰伝達式で、向段さんは「自分だけの賞ではなく、チームのみんなのお陰だと思っています」と話した。

 創成館は甲子園の1回戦で白樺学園(北北海道)に1―0で勝利。2回戦は旋風を巻き起こした大社(島根)と延長十回タイブレークとなる接戦を演じた。向段さんは「日々の積み重ねが夢の舞台につながると知ったのは、いい経験でした」と振り返った。

 春から東北福祉大(仙台市)に進学。卒業後は社会人野球で活躍したいという。「大学の野球部は人数が多いが、1年生からレギュラーになれるようにがんばりたい」と話した。

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