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昨年の刑法犯の認知件数は73万7679件で、前年より4・9%増えた。3年連続の増加で、コロナ禍前の水準にほぼ戻った。全体の7割近くを占める窃盗犯の中では自転車盗などの増加が目立ち、詐欺などの財産犯の被害増も顕著だ。警察庁が6日発表した。
昨年はSNSで実行役を募集する「闇バイト」による強盗なども相次いだ。警察庁は「犯罪情勢が悪化の局面に入っているかどうかはさらに動向を見極める必要がある」としている。
刑法犯認知件数は2002年の約285万件をピークに減少を続けたが、コロナ禍の収束に伴って22年に20年ぶりに増加に転じた。
昨年は、窃盗犯が全体で3・…