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13日の東京外国為替市場で、対ドル円相場は一時1ドル=154円台後半をつけ、前日夕より1円ほど円安が進んだ。米国の消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回ったことで、インフレ(物価高)への懸念が拡大。米国の利下げ観測が後退し、高金利が続きそうなドルを買い、円を売る動きが進んだ。
米国で12日に発表された1月のCPIは前年同月比で3.0%上昇した。市場予想の2.9%を上回り、4カ月連続で加速した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は米議会下院の公聴会で、インフレ率がさらに上昇すれば、「金利という道具を使って、(物価目標の)2%まで引き下げる」と発言。
状況次第で利上げもいとわない姿勢を示した。12日の米ニューヨーク外国為替市場で円安ドル高が進み、13日の東京市場もこの流れを引き継いだ。
東京債券市場では、長期金利…