大学入学共通テストを受ける受験生たち=2025年1月18日午前9時8分、兵庫県西宮市、有元愛美子撮影

 大学入試センターは19日、大学入学共通テストの「理科」で、9大学10試験場の計851人の受験生に対し、開始時刻を最大150分繰り下げる措置を実施したと発表した。

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 センターによると、同日午前9時15分ごろ、京阪本線の寝屋川市駅(大阪府寝屋川市)で人身事故があり、一時運転を見合わせた。この影響で電車に遅延があり、京都府と大阪府にある7大学8試験場で最大60分、試験開始時刻を繰り下げた。影響した受験生は、計849人だった。

 新潟県では、JR上越線が車両点検で遅延した影響で、県内の2大学2試験場で最大150分の繰り下げがあった。影響した受験生は2人。このうち1人は、遅刻は約30分だったものの、遅刻した理由の確認や別室受験の準備などに約120分かかったという。

 共通テストに関する情報は、朝日新聞デジタル「2025年度 大学入学共通テストページ」(https://www.asahi.com/edu/kyotsu-exam/)でご覧ください。

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