厚生労働省が入るビル=東京・霞が関

 厚生労働省は14日、全国に約5千ある定点医療機関から報告された3~9日のインフルエンザの新規感染者数が9941人で、定点あたり2.02人だったと発表した。前週(1.89人)の1.07倍で、8週ぶりに増加した。

 都道府県別では沖縄が5.57人で最多。次いで新潟4.76人、長野4.28人だった。25都道府県で前週から増加した。

 約500ある基幹定点医療機関の入院患者数は140人で、前週から17人減少。集中治療室(ICU)の入院者数は4人で、前週から2人減った。学級閉鎖は前週から70件増えて252件だった。

 また、厚労省によると、定点医療機関から報告された3~9日の新型コロナウイルスの新規感染者数は2万41人で、定点あたり4.07人。前週(4.42人)の0.92倍だった。

 都道府県別の最多は佐賀の6.56人で長野6.47人、栃木6.07人と続く。入院患者数は1782人で、前週から223人減った。ICUに入った患者は前週から14人減って65人だった。

■定点あたりの新型コロナウイ…

共有
Exit mobile version