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厚生労働省が入るビル=東京・霞が関

 厚生労働省は2月28日、全国に約5千ある定点医療機関から報告された17~23日のインフルエンザの新規感染者数が1万866人で、定点あたり2.21人だったと発表した。前週(2.63人)の0.84倍で、6週連続で減少した。

 都道府県別では沖縄が8.66人で最多。次いで新潟6.07人、山形4.59人だった。37都府県で前週から減少した。

 約500ある基幹定点医療機関の入院患者数は209人で、前週から89人減少。集中治療室(ICU)の入院者数は8人で、前週から9人減った。学級閉鎖は前週から1件減って245件だった。

 また、厚労省によると、定点医療機関から報告された17~23日の新型コロナウイルスの新規感染者数は2万4343人で、定点あたり4.95人。前週(5.15人)の0.96倍だった。

 都道府県別の最多は佐賀の8.13人で、茨城7.29人、愛知6.92人と続く。入院患者数は1953人で、前週から118人減少した。ICUに入った患者は前週と同じ82人だった。

■定点あたりの新型コロナウイ…

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