今年7月に世界文化遺産への登録が決まった「佐渡島( さ ど )の金山」(新潟県佐渡市)をめぐる全ての労働者のための追悼式が24日、佐渡市あいかわ開発総合センターで開かれた。韓国政府関係者や、かつての朝鮮半島出身労働者の遺族の出席が直前に取りやめられ、空席が目立つ中、金山に関わった人たちへの感謝と亡くなった人への追悼の気持ちが語られた。
追悼式は、市民団体「佐渡を世界遺産にする会」(中野洸会長)や史跡佐渡金山を運営する会社「ゴールデン佐渡」、県、市などでつくる実行委員会が主催した。
実行委員長の中野会長は開会…