【ロサンゼルス共同】プロ野球ロッテからポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の争奪戦が激しさを増してきた。米メディアによると、24日までにヤンキース、メッツ、カブス、レンジャーズが面談に臨み、ジャイアンツとホワイトソックスも接触の可能性が報じられた。一方で連絡のない球団もあり、佐々木側の動向に注目が集まっている。

 佐々木の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏は、交渉が解禁された10日に20球団以上から連絡があったことを明かしていた。面談実施が表面化した球団以外にも、大谷翔平が所属するドジャース、ダルビッシュ有が在籍するパドレスはともに獲得に本腰を入れており、移籍先の有力候補に挙がっている。

 獲得意思を示した球団の中でも交渉の進展には差があるようだ。24日のボストン・グローブ紙(電子版)は、レッドソックスのブレスロー編成本部長の「現時点で(面談の)予定はない」とのコメントを伝えた。フィリーズの幹部もまだ面談に招待されていないと米メディアに語っている。

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