26日午前7時10分ごろ、秋田市仁井田蕗見町の自動車整備工場で、従業員から敷地内でクマを目撃したと110番通報があった。クマ1頭が工場内に侵入し、午後5時現在も居座っているとみられる。県警が周囲を警戒し、市が箱わなを設置して捕獲する方針だ。
秋田中央署によると、従業員が防犯カメラを確認したところ、クマ(体長約1メートル)が工場内に入っていく姿が映っていたという。出入り口のシャッターを閉めてクマを閉じ込めた。
現場は秋田市郊外の市街地。交通量が激しい国道13号沿いで、商店や住宅が密集している。周辺では26日朝、クマの目撃が相次いでいた。