写真・図版
京都府八幡市内のネギ畑=2024年10月2日、北川学撮影

 京野菜の「九条ねぎ」を約150キロ盗んだとして、京都府警は14日、京都市伏見区の農業の男(35)を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。「身に覚えがありません」と容疑を否認しているという。

 八幡署によると、男は9月19日から20日にかけ、京都府八幡市の畑で栽培されていた九条ねぎ約150キロ(約10万5千円相当)を盗んだ疑いがある。九条ねぎは、根元部分から刈り取られていた。周辺の防犯カメラの映像などから男が浮上した。男もネギを栽培しているという。

 府南部の畑では、「九条ねぎ」が盗まれる事件が相次いでおり、府警は9月12日に別の20代の男を窃盗の疑いで逮捕した。八幡市内での被害を受け、市は10月上旬、緊急夜間パトロールを実施していた。(清水謙司)

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