バイデン米政権、英国発の市場混乱に懸念強めIMF通じ圧力-関係者 – Bloomberg

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バイデン米政権はトラス英政権の経済プログラム発表を契機とした金融市場の混乱に警戒を抱いており、同プログラムの柱である大型減税案の規模を縮小するよう英政権側に働き掛ける方策を探っている。

  事情に詳しい複数の関係者の話では、米財務省当局者は金融市場のボラティリティーの高まりや、経済全般に波及する可能性に懸念を強め、国際通貨基金(IMF)を通じて英政府に圧力をかける取り組みを進めている。

  IMFは27日夜、英国債やポンド相場の歴史的急落につながった英国の経済対策について、「税制上の措置の再検討」を呼び掛けていた。米国はIMF出資比率が最大で重要案件の議決で実質的な拒否権を持つ。

  イエレン米財務長官は27日の記者団との質疑応答の際、英国の政策に直接言及することを避けた。だがレモンド商務長官は28日、ワシントンでのイベントで「減税と歳出拡大を同時に進める政策は短期的にインフレ退治につながることも、長期的な経済成長に大いに寄与することもない」と述べ、トラス政権の政策の方向性に率直に否定的見解を示した。

  取材要請に応じた米当局者の1人は、ホワイトハウスと米財務省は常に英国を含む同盟国や友好国と世界経済を巡り意思疎通を行っていると説明した。

  バイデン大統領は28日、最新情勢の報告を受けるため政権の経済チームを招集した上で、同盟国・友好国および主要な市場参加者と頻繁に連絡を取り、状況の進展に合わせて定期的に報告するよう指示した。

原題:

US Treasury Eyes UK Turmoil With Growing Alarm, Working With IMF(抜粋)

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