宮内庁は8日朝、上皇后美智子さまが、東京大学医学部付属病院(東京都文京区)で右の大腿(だいたい)骨の手術を受け、無事終了したと発表した。
同庁によるとこの日朝、骨と骨を金属などの器具でくっつける「骨接合術」を受けた。手術後、麻酔から覚めて意識が戻り、病室で休んでいるという。リハビリの経過を見ながら1~2週間入院する見込み。
上皇さまはこの日午後、病院にお見舞いに行き、手術の結果を聞く予定だ。
上皇后さまは6日夕、東京・元赤坂の仙洞御所で、立った状態からバランスを崩して転倒。7日に検査したところ、右大腿骨上部の骨折と判明した。(河崎優子)