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4月開幕の大阪・関西万博をめぐり、大阪府の吉村洋文知事や関西経済連合会の松本正義会長らは5日、首相官邸で石破茂首相と面会し、来場日に購入してすぐに入場できる「当日券」の販売を目指す方向で一致した。事前予約が不要の当日券を導入することで、低迷している入場券の販売を促進させたい考えだ。
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吉村氏はこの日、首相らに対し「前売り(の入場)券がそこまで売れていないという状況であれば、当日券の販売を検討すべきだ」と主張。首相は「当日券が買えるように工夫したい」と応じ、会場の混雑対策なども踏まえて導入を検討していく考えを述べた。
また吉村氏らは、首相に「要望書」を手渡し、当日券のほか、予約などを行うウェブサイトの改善、コンビニなどで入場券を購入できることの周知、国内外の販路の拡充なども求めた。
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