メッツ戦の一回、中前安打を放つドジャースの大谷=USAトゥデー・ロイター

 大リーグは、大谷翔平と山本由伸が所属するドジャースと、千賀滉大が所属するメッツによるナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)の第6戦が、20日午後5時8分(日本時間21日午前9時8分)からロサンゼルスのドジャース本拠で始まった。二回を終えて、ドジャースが2―1でリードしている。

 ドジャースが第5戦までの対戦成績を3勝2敗とし、4年ぶりのワールドシリーズ(WS)進出に王手をかけている。大谷は「1番・指名打者」で先発出場。

 ドジャースは救援投手のコーペックを先発させ、小刻みに継投していく「ブルペンデー」で臨み、メッツは第2戦で好投した左腕マナイアが先発。

 メッツは一回表、制球が定まらないコーペックを攻め、2死三塁からアロンソの内野安打で1点を先制した。

 ドジャースの大谷は一回裏、先頭の第1打席、外角球を中前に運んで出塁。これで4試合連続安打となった。この後、1死一、三塁からエドマンが左翼線への2点二塁打を放ってドジャースが逆転した。

 大谷の第2打席は二回裏1死一塁で回ってきたが、空振り三振に倒れた。この回、ドジャースは無得点に終わった。

 ア・リーグでは、ヤンキースがガーディアンズを4勝1敗で下し、15年ぶりのWS進出を決めている。(ロサンゼルス=安藤仙一朗)

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