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外野に並んだロール状の芝=2025年1月7日午前、マツダスタジアム、上山浩也撮影
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 オフの間にグレードアップしたのは選手だけではない。マツダスタジアムも、芝が全面で張り替えられたり、ナイター用の照明がLEDになったりするなど、魅力を高めて今季を迎える。

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 美しい天然芝が目をひくグラウンドでは、昨年12月から芝の張り替え作業が行われた。内外野の芝がオフの間に全面で張り替えられたのは、9年ぶりのことだった。一度、土のグラウンドになったあと、新しい芝が12月下旬に内野、1月上旬には外野に敷き詰められていった。

 球団によると、1枚50センチ×150センチの芝のシートが内野に約2千枚、外野には約1万枚、敷かれたという。

 グラウンドの土が風などで芝の間にたまっていくと、時間の経過とともに徐々に芝の部分が高く盛り上がっていく。今回の作業は、その問題を解消するために行われた。

 中川利國・施設運営部長は「芝の高さが上がっていくと、不規則バウンドの可能性も高くなってしまう。今回の作業で選手はよりプレーしやすい環境になるので、観客の方々に一層喜んでもらえるようなプレーにつなげてもらえればと思う」と語った。

 2月28日には、新人投手の佐藤柳之介が初めてマツダスタジアムのグラウンドで練習をした。12月に入団会見とともに球場見学もしたが、当時は芝がすべてはがされたあとで、グラウンドには複数の重機があった。「グラウンドの中に入ったのは初めて。とても新鮮で、とてもきれいだった。早く投げたいという気持ちになりました」と意気込みを語った。

 マツダスタジアムでのオープン戦は8日から始まり、28日の阪神戦からリーグ戦に突入する。

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