写真・図版
ホタメットをかぶる甲子化学工業の担当者=2024年10月23日午後2時13分、大阪府東大阪市、西晃奈撮影

 捨てられる北海道産ホタテの貝殻と廃プラスチックから作るヘルメットを大阪市の甲子化学工業(生産拠点=大阪府東大阪市)が開発した。

 名付けて「ホタメット」。ゴミが減りCO2排出量削減の一助にもなる。来春開幕の大阪・関西万博で展示され、災害時などにも活用される。

 ホタテを模したデザインで強度は十分。担当者は「外敵から身を守る貝殻が、人の命と環境を守るものに。強くて優しいヘルメットです」。

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