写真・図版
 調整する中田璃士=デブレツェン(共同)

 【デブレツェン(ハンガリー)共同】フィギュアスケートの世界ジュニア選手権で初優勝を目指す男子の中田璃士が25日、ハンガリーのデブレツェンで開幕前日の公式練習に臨み「一番大事な試合。自信はある」と意欲を語った。初出場の前回は2位だった。

 昨年12月の全日本選手権で自己最高の2位と勢いに乗る16歳のホープ。練習でトーループとサルコー、2種類の4回転ジャンプを着氷した。滑りにも切れがあり「(4回転を入れる)フリーで失敗する気はあまりしない」と頼もしかった。

 初出場の高橋星名(木下アカデミー)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を入念に確認し「自分に勝てるように頑張りたい」と話した。

共有