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昨年9月にイスラエル軍の空爆で殺害されたレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの指導者だったナスララ師の葬儀が23日、首都ベイルートであった。ヒズボラはイスラエルとの戦闘で大きな打撃を受けたが、この日の葬儀には国内外から多数の支持者らが参列し、対決姿勢を鮮明にした。
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イスラエルとヒズボラの停戦合意は昨年11月27日に発効し、今月18日に2度目の停戦期限を迎えたが、イスラエル軍は国境付近のレバノン領内5カ所で駐留を続けている。
ナスララ師の後継の指導者となったカセム師は23日の演説で、「抵抗勢力は存在し、強力であり、勝利が訪れる。イスラエルは占領地から撤退しなければならない」と話した。
AP通信によると、ヒズボラ…