3クラブのトップが連携を誓った=2025年2月26日、盛岡市、小泉浩樹撮影

 岩手に拠点を置く三つのトップスポーツクラブがお互いのファン、サポーターにそれぞれのクラブを応援してくれるよう促すプロジェクトを立ちあげた。同じ地域のプロクラブがお互いを応援する動きは珍しいという。

 プロジェクトに参加するのは、ラグビーリーグワン2部の「釜石シーウェイブス」、バスケットボールB3の「岩手ビッグブルズ」、サッカーJFLの「いわてグルージャ盛岡」。

 始めるのは、互いの試合を見に来てくれる観客を増やす取り組みだ。手始めに、3月に開催される各クラブのホームでの試合をそれぞれ1試合計3試合観戦すれば、特製ステッカーがもらえるキャンペーンを実施する。ステッカーには、それぞれのチームのマスコットキャラクターが描かれており、1試合の観戦でもらえるスタンプを三つ集めて交換する。盛岡を中心に内陸部に軸足を置くビッグブルズとグルージャに対し、シーウェイブスは沿岸に軸足を置いており、それぞれのファン・サポーターがお互いの試合の観戦に来てくれれば観客増加が望めると期待する。

 背景には集客に苦しむクラブ…

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